#18「2.14の素敵な悲劇」

公開日: : 最終更新日:2015/07/09 ネタ話

2.14
は昔から誕生日に、あまりいい思い出がない。

誕生日は今から約2ヶ月前、 2月14日のバレンタインデー。

この日に生まれて良かったと思ったこともほとんどない。
まず、この日に彼女がいない場合は最悪。
チョコもプレゼントももらえなく、寒い冬にため息ばかりが募るだけ。
彼女がいたとしても何か損した気分になる。
誕生日のお祝いとバレンタインデーを一緒にされるから。

しかも僕は誕生日を祝ってもらったら、必ず1ヶ月後にお返しをしなければならない宿命にある。
なぜならばホワイトデーが待ちかまえているから。

「先月は僕の誕生日を祝ってくれて、どうもありがとう!
おかえしに今月は君のお祝いをしよう。」
何故?
どれだけ律儀な男なんだ。

どうもふに落ちない。
僕は昔から誕生日に、あまりいい思い出がない。
あれは今からさかのぼること22年前、小学3年生の時の話。
同じクラスに前原くんという友達がいた。
彼の誕生日は2月14日。
僕と一緒だ。

「今度、僕の家でお誕生会をやるんだけど、しのべくんも来ない?」
1984年の2月14日、僕はクラスの友達と一緒に前原くんのお誕生会に出席した。
「前原くん、お誕生日おめでとう!」
クラッカーを鳴らして、みんなで前原くんをお祝いした。

当時、ウブだった少年は最後まで言えなかった。

「本当は、僕も今日が誕生日なんだ….。」と。

お誕生会の帰り道、切なすぎた夕焼け空がいまでも忘れられない。
僕は昔から誕生日に、あまりいい思い出がない。
数年前に付き合っていた彼女からもらった誕生日のプレゼントは

「ゆずポン」だった。

いまだに理解できない。
最近、「有名人誕生日図鑑」なるものを本屋でみつけた。
早速、僕はページを走らせた。

「2月14日の有名人。酒井法子、マルシア」

そして、

「ストリートファイター2のケン」

微妙

 

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