#94 「旅の終わりに思うこと」

公開日: : 最終更新日:2015/07/12

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インドから帰ってきて半年以上の月日が過ぎた。それだけの日々が過ぎ去った今でも、旅の余韻がどこかで残っている気がする。それほどに強烈な刺激を与えてくれた国だった。

あれだけの出来事が、たった一週間のあいだに起こったのだ。実はまだまだ書き切れないこともある。

トラブルやハプニングが向こうから、次から次へとやってくる。日本の生活からは、とても考えられない。

ガンジス川のほとりで写真を撮っていたら、こちらに向かって歩いてくる青年がいた。彼は木のツルで作られた籠の中に入っていた赤い花を僕にくれた。お金を請求されるのかなぁと思っていたら、「今日はハッピーニューイヤーだからあげるよ。」と彼は笑った。

悪い人もたくさんいたけど、いい人も本当にたくさんいた。とにかく人間が面白かった。

心の底から、いま思う。この地球にインドがあって良かったと。

またいつかバラナシのホテルの屋上にあるレストランでランチを食べながら、凧揚げで遊ぶ少年達をゆっくり眺めたい。

屋上にはいい風が吹いていた。
幸せに満ちた心地よい風が吹いていた。

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